ルノーF1チームのツイッターでも紹介されているかわいいドライバーのフィギュア「Mini」の作者で、時折ふらりと現地観戦に行かれるホンマさん。今回シンガポールに観戦に行くとのことで、あれ？行かれるのです？じゃあ・・・お願いしますっ。とそんな感じで昨年に引き続き観戦記を書いてもらうことになりました。

「Mini」ってなんだろう？？という方は昨年の観戦記からぜひ。

2016年F1中国GP観戦記
・北の国から2016──小さなジョリオンとケビン、上海へ／前編
・「ほっといてくれ」なライコネンさんが繰り出す必殺技／後編

2016年F1イタリアGP観戦記
・ティフォシまみれ、あの巨大フラッグの下へGO！／前編
・パドックでの接近遭遇、そのときアイスマンの視線は？／後編

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お久しぶりです、ホンマでございます。
このたびシンガポールGP観戦記を、また書かせていただくことになりました。
ありがたいことです。
あいかわらずの珍道中ではございますが、シンガポールGP旅行の参考になれば幸いです。

さて、台風。
わたくしホンマは、どうも台風に好かれているらしく、どこかへ行こうとするとかならずヤツが姿を現します。
たとえば2014年の日本GPは、台風のおかげ様で予選終了と同時に帰路へ。
家で寝転がりながら「やっぱりテレビのほうがレース見やすいわぁ～」なんてことはこれっぽっちもまったく思いませんでしたよ。はい。

今回のシンガポールも、台風のニュースにハラハラしておりましたが、どうも進路は日本に向いてはいないようで。
こりゃ今回は楽勝だわ、なんて安心してたら、あやつ急に進路変えやがりまして、ちょうど帰国日あたりに影響がでそうときたもんだ。
まあ帰りのことを心配してもしょうがない、最悪、空港で寝てもいいんです、いつかは帰れる、はず。

出発地である千歳空港では、一斉にJアラートがなるというハプニングも経験いたしましたよ。
かの国から北海道方面にミサイルが発射されたのです。
空港内の人々が一斉にスマホを取り出すというシュールな図を見ながら、わたくしは思いました。
台風、ミサイルときたら、次はオヤジかなと。

こうして、わたくしのシンガポールGP観戦旅行は幸先のいいスタートをきったのでございます。

今回は行きは羽田発、帰りは成田着のフライトでございます。
飛行時間は約8時間。
ヨーロッパほどじゃないけれど、それでも長いなぁ、と思いましたが、出勤から退社までの時間と思えば、大した苦でもありません。
映画観てご飯食べてうつらうつらしていたら、あっという間に到着いたしましたよ。

空港からホテルまではタクシーで移動します。
車窓から見える景色に、思わず声が!まさにザ・シンガポール!!

おおおお。ホテルからもコースが見える!!
すごいなぁ、近いなぁ。シンガポールの人、うらやましいなぁ。

とりあえずFP2をスターフライヤー(あの観覧車)で観ることに。(レース期間中無料)
レースを上から観るという不思議。
夜のシンガポール、綺麗すぎじゃろう!

今回のわたくしめチケットは、席はなけれどすべてのエリアにはいれるという、無敵の立ち見でありまして、これがなんとも自由で素晴らしい。

スターフライヤーを降りてから、コースをブラブラしてみたのですが、金網越しに見える車の、恐ろしいほどの近さたるや!
え? 車が映ってない?
何度チャレンジしても、車不在の写真ばかりでして、それを見ていた隣のおじさんも笑い出すという体たらく。
写真、難しいですね。