2017.08.18
MotoGP現地トピックス:ドゥカティの新型カウルはあり? 後半戦はロレンソが速さを取り戻すか
2017年シーズン初の“フラッグ・トゥ・フラッグ”となったチェコGP。路面はあっという間に乾き始め、2周を終えてマシンチェンジを行ったマルク・マルケスが、昨年のドイツGPの“フラッグ・トゥ・フラッグ”に続いて、独走で優勝した。
マルケスは、ただひとりソフトコンパウンドのレインを装着、2周目にはペースが落ち始めるが、これが結果的にマシンチェンジの決断を早めることになった。
一方のホルヘ・ロレンソはマルケスに代わってトップに立つもマシンチェンジのタイミングを失敗し、15位。チームの戦略ミスが原因だが、今季1番の走りを見せるレースだった。
2位には2戦連続表彰台獲得ダニ・ペドロサ。3位には4戦ぶり表彰台獲得のマーベリック・ビニャーレスと続いた。
チェコGPの大会前に交通事故で亡くなったレジェンド・ライダーのアンヘル・ニエトさんが、バカンスで訪れていたイビザ島で交通事故に遭い、亡くなった。通算13回のタイトルを獲得したスペインの名ライダー。チェコGPでは追悼のため3クラスともにシャンパンファイトを自粛した。
MotoGPクラスの表彰台を独占したスペイン人ライダー3人も表彰台で偉大なライダーだったニエトさんを追悼していた。