「私はモーターレーシングのキャリアをツーリングカーで始めたし、いつも大いなる関心をもってDTMをチェックしていたんだ。DTMは強力なメーカーと最高のスポンサー、重要な国際的なパートナー、そして強力なレギュレーションとファンに支えられたトップクラスのレースだ」とベルガー。

「来たる数週間のうちの私のタスクは、同僚たちとともに現状について深く知ることだ。そしてこの強力な基礎をもとに、将来の戦略につなげていきたいと思う。さらにその間、国際的なパートナーシップについても進めていきたい」

 一方、ITR代表を退くことになったアウフレヒトは「これまで30年に渡って私と同僚が経験し、成し遂げてきたことを誇りに思うよ」と語った。

「しかしいま、この特筆すべきシリーズの手を離すときが来たと思っている」

 アウフレヒトの退任にともない、ITR e.V内ではハンス-ユルゲン・アプトとウォルター・メルテスが委員会を退任することになった。DTMでは今回の変革は「将来に向けた」ものであり、直近の最も重要な課題であるテクニカルレギュレーションの変更については「間もなく」アナウンスされるとしている。

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