NASCAR XFINITY SERIES
第5戦 Service King 300
開催日:3月25日

カイル・ブッシュとエリック・ジョーンズが3位、4位

 3月25日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第5戦「Service King 300」がオートクラブ・スピードウェイで開催された。

 ここフォンタナのエクスフィニティ・シリーズでトヨタは2008年から2014年まで9連勝(うちカイル・ブッシュが6勝)と強さを見せていたが、ここ3年は勝利から遠ざかっており、再びの勝利へ向け挑んだ。

 25日(土)午後1時19分、2マイルオーバルを35周、35周、80周の3ステージ計150周(300マイル:約480km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。

 シリーズの最年少ポールポジション記録をここフォンタナで記録しているエリック・ジョーンズがトヨタ勢最上位の3番手からスタート。16番手スタートのカイル・ブッシュも序盤からみるみるポジションを上げ、エリック・ジョーンズを従えて2-3位へ。

 ステージ1終了直前に、18位走行中のマット・ティフトがスピンを喫し、イエローコーション。再スタートでカイル・ブッシュは首位を奪取しステージ1を制覇。エリック・ジョーンズは4位。

ステージ1、2を制すも3位に終わったカイル・ブッシュ(#18)と4位の好位置でレースを終えたエリック・ジョーンズ(#20)
ステージ1、2を制すも3位に終わったカイル・ブッシュ(#18)と4位の好位置でレースを終えたエリック・ジョーンズ(#20)

 ステージ2の再スタートでカイル・ブッシュは一旦出遅れポジションを落とすも、すぐに首位を奪還。コーションのなかったこのステージをトップで走り切り、2ステージ連続制覇を果たした。エリック・ジョーンズは3位。

 ステージ3は一転、数周毎にイエローコーションが連発。首位争いを繰り広げていたカイル・ブッシュだったが、終盤にクラッシュ車両によるイエローコーションが発生。残り4周での短期決戦に。

 4位で再スタートしたカイル・ブッシュは首位を争ったが惜しくも逆転は叶わず、3位でフィニッシュ。

 ハンドリングに苦しみ、中盤には接触で車両にダメージを負うなど困難なレースを走り切ったエリック・ジョーンズが4位。序盤のスピンで大きく順位を落としながら追い上げたティフトは17位でチェッカーを受けた。

 次戦第6戦は4月8日(土)、アメリカ南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「まずまずの結果だが、勝てないときは何かが足りないものだ。チームはハードワークで改良を進めてくれている」

「今日はショートランでやや速さが足りなかったが、ロングランでは速かった。ただ、レースの展開が我々に向いていなかった」

「3位という結果が今日の全てだ。ロングランが続いていれば勝てたかも知れないが、今日はそうならなかった」

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