続くレース2は、クルサードがポールから差を広げレースをマネジメントして雪辱の勝利。マクローリンが2位に入り、DJRはワン・ツーでの2連勝を達成。ニッサン・アルティマのカルーソが3位表彰台に上がった。

 しかしレース3では、DJRのワン・ツーを阻止すべくウィンカップが奮闘。スタートの1コーナーで接触しながらマクローリンを強引にかわすと、そのまま2位でフィニッシュ。この週末で初めて、ペンスキー勢の躍進に一矢報いる形となった。

 そして迎えた日曜最終のレース4は、ポールスタートのクルサードにパンクのアクシデント。これでトップに立ったレッドブルのウィンカップが週末初勝利を挙げるかと思われたが、彼のホールデンにもまさかの不運が襲いかかり、パンクのため緊急ピットへ。

モービル1HSVレーシングのジェームス・コートニーは5位、6位を含め3度入賞
モービル1HSVレーシングのジェームス・コートニーは5位、6位を含め3度入賞

 ウインカップの背後で機会を伺っていたプロドライブ・レーシング、モスタートのフォード・ファルコンがそのままリードを継承してフィニッシュ。2位のSVGと3位ティム・スレードに10秒の大差を付ける余裕の勝利となった。

ニッサン・モータースポーツ陣営はトッド・ケリーとマイケル・カルーソの2台がトップ10圏内でレースを進めた
ニッサン・モータースポーツ陣営はトッド・ケリーとマイケル・カルーソの2台がトップ10圏内でレースを進めた

 その背後には、ニッサン・モータースポーツのアルティマが2台続き、トッド・ケリーとカルーソが4位、5位にダブル入賞。シリーズ争いに向けてホールデン、フォードに対抗する戦闘力を見せた。

「マシンの感触が本当に良かった」と、予選でも決勝でも大活躍のファビアン・クルサード
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 次戦、第3戦は4月9日に開催されるタスマニア・スーパースプリントで行われ、チャンピオンシップ再開となる。

「マシンとの相性は合いつつある。課題は予選」と語るシモーナ・デ・シルベストロ
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