そんなトリプルエイトの盛大なラウンチに先駆け、エースのチャズ・モスタートと並んで今季からライアン・ウッドを起用するウォーキンショー・アンドレッテイ・ユナイテッド(WAU)が、参戦チーム1番乗りで2024年仕様カラーリングを披露。同じフォード陣営では新たにジェームス・コートニーとアーロン・ラブの2台体制を敷くブランシャード・レーシングチーム(BRT)や、シリーズ2年目のマット・ペインと復帰組のリッチー・スタナウェイで挑むグローブ・レーシングも「カラーリングを微調整した」という2024年型“ペンライト・レーシング・マスタング”を公開している。

 またシボレー陣営では、今季も4台のマシンを走らせるブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)がアンドレ・ハイムガートナーとブライス・フルウッドの2台のカラーリングを先行披露するなか、現王者コステッキ擁するエレバス・モータースポーツは、そのプレスリリースにおいて開幕戦のチャンピオン欠場とトッド・ヘイゼルウッドの代役起用をアナウンスした。

 その声明には「大衆メディアの報道に反し、ブロディ・コステッキはエレバス・モータースポーツファミリーの一員であり、我々のチームの貴重なメンバーである」と記された。

「ブロディは、2024年のスーパーカー・チャンピオンシップ開幕戦に参加できる立場にないことを示唆した。そのため2月23日から25日までの『スリフティ・バサースト500』では、トッド・ヘイゼルウッドがブロディの代役を務めることになる」

 この発表に際し、シリーズの最高経営責任者(CEO)を務めるシェーン・ハワードも「我々はブロディの決断の重大さと、彼が現時点で直面しているかもしれない課題を理解している」と語り、その欠場事由を明らかにしていない。

「スーパーカーの全員を代表して我々はブロディの健闘を祈り、将来的に彼がレプコ・スーパーカーズ・チャンピオンシップに復帰するのを見届けられることを心から願っている」と続けたハワードCEO。

「それまでの間、我々はエレバスが2024年の開幕に向けてトッド・ヘイゼルウッドとジャック・ルブロークがチームを代表してドライブすることをサポートしたい。チャンピオンシップタイトルを守ることは決して簡単な仕事ではないが、我々はエレバスが困難な状況に適応し、トラック上で成功を追求し続ける能力に自信を持っている」

ブランシャード・レーシングチーム(BRT)に移籍加入した2010年王者ジェームス・コートニー(左)は、引き続き7号車にSnowy River Caravansを迎える
かつての“引退宣言”から華々しくフルタイム復帰を果たすリッチー・スタナウェイ(右)
ブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)はアンドレ・ハイムガートナーとブライス・フルウッド(左下)の2台のカラーリングを先行披露
昨季新チャンピオンに輝いたエレバス・モータースポーツのブロディ・コステッキは、詳細な理由を明かさないまま今季開幕戦『Thrifty Bathurst 500』の欠場を発表している

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