NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第3戦 Alpha Energy Solutions 250
開催日:4月1日

6台の“トヨタ・タンドラ”がトップ10フィニッシュ

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第3戦「Alpha Energy Solutions 250」が4月1日(土)にマーティンズビル・スピードウェイで開催された。トラック・シリーズ戦は前戦アトランタから約1か月ぶりの開催。

 1日(土)午後3時21分、0.526マイルショートオーバルを70周、70周、110周の3ステージ合計250周(131.5マイル:約210km)して競われる決勝レースがスタート。

 2列目に並んだベテランのティモシー・ピーターズとマット・クラフトンに、シリーズフル参戦2年目の22歳、クリストファー・ベルが6番手から割って入り、3台の“トヨタ・タンドラ”が3位争いを展開。

 ステージ1はクラフトン3位、ベル4位、ピーターズ7位、18歳ルーキーのノア・グラッグソンが8位で終えた。

“トヨタ タンドラ”最上位の3位でフィニッシュしたクリストファー・ベル(#4)
“トヨタ タンドラ”最上位の3位でフィニッシュしたクリストファー・ベル(#4)

 ベルはステージ1後のコーション時、タイヤ2本交換作戦で首位に浮上。再スタート後は4本交換のライバルの先行を許すも、2位で追走を続け、逆転のチャンスをうかがった。

 ステージ2の残り20周ほどのところでコーションが出されると、ベルはピットへ。上位勢がピットに入らなかったため、15位までポジションを落としたベルは、10位まで順位を戻してステージ2をフィニッシュ。

 ステージ2では、クラフトンが2位、ピーターズが4位となった。

 ステージ3スタート前のコーションでは、上位9台がピットに向かったのに対し、コース上に残ったベルが再度首位へ。再スタートを決めたベルは、90周にわたって首位を快走した。
 しかし、残り16周というところで、パスしようとした周回遅れの車両がラインをふさぐ形となり接触。ベルはなんとか立て直したが3位へとポジションを落としてしまった。

 再スタート後、3位のベルは前の2台を懸命に追ったが逆転には至らず。しかしベルは前戦の優勝に続き2戦連続のトップ3、開幕から3戦連続のトップ10フィニッシュとなった。

 4位には18歳のチームメイト、グラッグソンが入り、自身キャリア初のトップ5フィニッシュ。

“トヨタ タンドラ”最上位の3位でフィニッシュしたクリストファー・ベル(#4)
“トヨタ タンドラ”最上位の3位でフィニッシュしたクリストファー・ベル(#4)

 ブレット・モフィットが6位、ピーターズが8位、クラフトンが9位、カップ・シリーズで活躍しているマーティン・トゥルーエクス・Jr.の実弟であるライアン・トゥルーエクスが10位で今季初のトップ10入り。

“トヨタ・タンドラ”は6台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第4戦は5月12日(金)に米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで開催される。

ドライバー クリストファー・ベル:
「コース上の混雑が酷いなか、シボレーの2台もとても速かったが、我々の“トヨタ・タンドラ”は充分に彼らを抑えられるだけの速さがあると感じていた」

「しかし、周回遅れをパスするときに、インを開けてくれたと思ったが彼は降りてきて接触してしまった」

「我々の“トヨタ・タンドラ”は本当に速かったので、望んでいた結果ではない。秋に再びここへ戻ってくるときにはもう少し良い結果を目指す」

「全体的に見れば、ドライバーとしての私にとっても、チームにとっても良い一日だったが、次戦カンザスはもっと力強いレースをしたい」

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