セアトやシボレーで活躍し、中国やTCR規定時代にはフォルクスワーゲンやアウディなどをドライブしてきたハフだが、国内復帰に際してはトヨタUKが支援するファクトリーチームと共闘し、クルマの開発にも一役買うことになる。

「言わなければならないのは、僕はおそらくこの新しい挑戦にこれまで以上に興奮しているということ──それはまさに僕にぴったりの仕事だと感じている──そしてアンドリュー(・ワトソン)と一緒に仕事ができることもうれしく思っている。彼は明らかに非常に速い男で、トラック内外で自分自身を非常によく表現していると思う」と続けたハフ。

「僕らは全員同じ価値観を共有しており、同じ目標に向かって突き進んでいる。それはチーム全体を前進させ、シーズンの終わりにブランズハッチに到着したときには、タイトル獲得の雄叫びを一緒に上げることになるはずさ」

 こうして元世界チャンピオンをワークスチームに迎え入れたSWM代表のクリスチャン・ディックも「言うまでもなくロブのような才能と成功をもたらすドライバーを、今季のキャンペーンに迎え入れることができて興奮している」と歓迎の意を示した。

「このスポーツにおける彼の功績は、その戦績自体が物語っている。彼は世界最高の選手たちとレースをし定期的に打ち負かしてきたが、20年以上前に競技を始めたときと同じように今も切れ味が鋭いんだ」と続けたディック代表。

「昨年、彼がカローラをテストしたとき彼はすぐに安心したようだった。さまざまなクルマをドライブしてきた彼の豊富な経験は、トヨタのパフォーマンスを最後の一滴まで絞り出そうと努力を続ける上で非常に有益だ」

「そしてアンドリューがチャンピオンシップ2年目のシーズンに活用できる知識も飛躍的に増すことになる。我々は今年のチームの可能性に非常に興奮しており、スタートするのが待ち切れないね!」

この2月にも移籍を表明済みの昨季Jack Sears Trophy(ジャック・シアーズ・トロフィー)覇者アンドリュー・ワトソンと新たなパートナーシップを組む
「さまざまなクルマをドライブしてきた彼の豊富な経験は、トヨタのパフォーマンスを最後の一滴まで絞り出そうと努力を続ける上で非常に有益」とクリスチャン・ディック代表

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