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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.11 22:25
更新日: 2017.04.25 17:38

TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第7戦テキサス レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第7戦テキサス レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第6戦 My Bariatric Solutions 300
開催日:4月8日

エリック・ジョーンズが今季初勝利!

 4月8日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第6戦「My Bariatric Solutions 300」がテキサス・モーター・スピードウェイで開催された。

 同シリーズのテキサスでは、カイル・ブッシュが2008年秋からの5連勝を含む8勝と圧倒的な強さを見せているが、今大会は不出場。今季からカップ・シリーズにフル参戦している20歳のエリック・ジョーンズにとっては、2015年にシリーズ初勝利を挙げた記念すべきコースであり、過去出場4レース全てトップ5フィニッシュと得意のコースである。

 8日(土)午後12時47分に1.5マイルオーバルを45周、45周、110周の3ステージ合計200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。

 最前列2番手スタートのエリック・ジョーンズは、20周目に首位に浮上すると、そのままステージ1を制覇。昨年のシリーズチャンピオンであり、今季はカップ・シリーズにフル参戦しているメキシコ人ドライバー、ダニエル・スアレツは、15番手スタートからポジションを上げ、6位でステージ1を終えた。

今季初勝利を挙げたエリック・ジョーンズ(#20) 2017年NASCARテキサス
今季初勝利を挙げたエリック・ジョーンズ(#20) 2017年NASCARテキサス

 ステージ2では、再スタートしてまもなくスアレツが首位を奪取したが、その直後に単独スピン。どこにもぶつからなかったが、ポジションを大きく落としてしまった。

 ステージ2は、エリック・ジョーンズらが他車とピット戦略を変え、終盤にピットインしたためエリック・ジョーンズは6位フィニッシュ。しかし、ステージ3スタート前のコーション時、ライバルがピットへ向かう中エリック・ジョーンズはコース上に残り、ステージ3の再スタートを首位で切った。

 ステージ3はイエローコーションが全く出ない展開となり、中盤ライバルの先行を許したが、グリーンフラッグ下でのピットを終えた時点で、エリック・ジョーンズが首位に復帰。一時は2位に3秒以上の大差をつけて独走した。

 レースが残り5周を切ったあたりで2位の車両から追い上げを受けるも、充分なマージンを持って逃げ切り、エリック・ジョーンズが今季初勝利を挙げた。

今季初勝利を挙げたエリック・ジョーンズ(#20) 2017年NASCARテキサス
今季初勝利を挙げたエリック・ジョーンズ(#20) 2017年NASCARテキサス

 今季シリーズにフル参戦しているマット・ティフトはレースを通してハンドリングの不調に苦しんだが着実に走り切り、今季ベストリザルトとなる9位でフィニッシュ。スピンで順位を落としながらも追い上げたスアレツは12位でレースを終えた。

 次戦第7戦は4月22日(土)、ブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「クルーチーフが昨夜素晴らしいセッティングを見つけてくれたおかげで、レース中我々はあまりセッティング変更を行わなかった」

「路面再舗装により、レースウィークの最初は手探りだったが、ヴィクトリーレーンに上ることが出来て最高の気分だ。まだシーズンの先は長いが、勝てたのは嬉しい。ステージ3の途中、22号車(ライアン・ブレイニー:フォード)にかわされたが、その後、出来るだけ早くポジションを取り戻すべく、混雑するコース上を可能な限りアグレッシブに攻めた」

「最後の数周では彼らの方がちょっと速かったようだが、多くの周回遅れにも助けられ、逃げ切ることが出来た」


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