7月6日から7日にかけて行われた2024年NTTインディカー・シリーズ第9戦ミド・オハイオで、ついに新開発のハイブリッド・システムが導入された。
サプライヤー選定の失敗にコロナウィルスのパンデミックも重なって遅延していた導入がついに果たされた。シーズンの真っ只中でマシンのスペックを大きく変更するのは前代未聞だが、新技術、しかも市販車でも幅広く使用されているモーターとエンジンのハイブリッドを、インディカーおよび出場マニュファクチャラーのホンダとジェネラルモーターズは少しでも早く導入したかったということだろう。
今季のミド・オハイオ以降の後半8戦は、すべてハイブリッドマシンでの戦いになる。