■「最初から楽とは思ってはいなかったけど……」

 15日のレース2は10番手のスタート。「グリッドのイン側が濡れていたので厳しいかな、とは思っていましたが、順位はひとつしか落とさなかったので悪くなかったです」というスタートを切ったが、「ただ、その後は悲惨というか……。すごいアンダーステアで、左フロントにデグラデーションも出て、走れる状況じゃなくなるくらいでした」と、次々とオーバーテイクを許してしまう。

「途中はごまかして走っていたんですが、最後は何をしても無理になってしまって」という牧野は、トラックリミットのペナルティを避けるためにピットインし、タイヤを交換する。その後は異常はなくなったが、当然これで最後尾に落ちてしまう。「根本的に話にならなかったですね」と牧野は悔しがった。

 16日のレース3は9番手からスタートする。FIAヨーロピアンF3ではニュータイヤは3セット使用可能で、牧野は予選で使った2セット以外の1セットを、ドライになったこの日のために温存していた。

 しかし、「スタートはホイールスピンをしてしまって、ダメでしたね。新品だったので、しっかり温めていったつもりでしたが」と1周目にポジションを16番手まで落としてしまった。その後は「グリッドでダウンフォースをちょっとつけたのはありますが、並んでもそこから前に出られない。ブロックもかなりキツくて……」とポジションはひとつしか上げられず、15位でチェッカーを受けている。

 大きな期待のなかで、厳しい週末になった牧野は「最初から全然楽とは思ってはいませんでしたけど、想像以上にキツいですし、クルマのバランスも含めて悩んでいるとこともあります」と週末を振り返った。

 次戦は4月29〜30日のモンツァでのレースとなるが、「次のモンツァの前に合同テストがあるので、そのメニューも今から考えている。そこでいい方向にいけばいいですね」という。今回のシルバーストンでは、ヨーロピアンF3で2〜3年目のジョエル・エリクソン(モトパーク)やカラム・アイロット(プレマパワー)、ランド・ノリス(カーリン)が大量ポイントを加算。牧野の“目標”のためには、まずは彼らのところまで到達しなければならない。

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