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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.19 16:57
更新日: 2017.04.19 17:00

BTCC第2戦:スバル・レヴォーグにポールポジション剥奪の波乱。アベンシス今季2勝目

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海外レース他 | BTCC第2戦:スバル・レヴォーグにポールポジション剥奪の波乱。アベンシス今季2勝目

 現地14時30分にスタートが切られたレース2は、レース1勝利によりポールスタートとなったモファットが75kgのバラストと、選択していたハードタイヤに苦しめられる。

 スタートでオースティンの旧型アベンシスとターキントンのBMW125i Mスポーツをなんとか抑えたモファットだが、その間隙を突いてWSRのもう1台、ロブ・コラードのBMWが2番手に浮上。そして2周目にはイングラムの新型アベンシスがコラードを交わして2番手となると、4周目にはトップを走るモファットの背後へ。

 なんとかオーバーテイクを防ぎたいモファットだったが、1コーナーから続く中速右コーナーのクレーナー・カーブで並ばれ万事休す。続くヘアピンで首位の座を明け渡した。これでイングラムはレース1の雪辱を晴らす今季2勝目。

レース1最後尾から怒涛の追い上げを見せていたアシュリー・サットンのレヴォーグは、レース2で13番グリッドから驚異のレースを披露
レース1最後尾から怒涛の追い上げを見せていたアシュリー・サットンのレヴォーグは、レース2で13番グリッドから驚異のレースを披露
WSRのベテラン、ロブ・コラードがいぶし銀の走りで2位表彰台を獲得
WSRのベテラン、ロブ・コラードがいぶし銀の走りで2位表彰台を獲得

 さらにこのレース2を盛り上げたのは、レース1をタイム剥奪で31番手から戦ったスバル・レヴォーグのアシュリー・サットン。13番グリッドまでポジションを上げてスタートしたこのレースで、中盤までに6番手に浮上。その後も1周1台のペースでターキントン、シェドン、モファットを仕留め、コラードに次ぐ3位表彰台までカムバックを果たす驚異の走りを披露した。

レース1表彰台のロブ・オースティンは、レース2はアクシデントに巻き込まれ下位に沈む
レース1表彰台のロブ・オースティンは、レース2はアクシデントに巻き込まれ下位に沈む
これでトム・イングラムは今季2勝を挙げ、選手権ポイントでも首位に立った
これでトム・イングラムは今季2勝を挙げ、選手権ポイントでも首位に立った

 そして最終レース3は17時を回ってコースに雨が落ち、フルウエットコンディションのなかスタート。しかしオープニングラップで複数台がコースオフする状況で赤旗となり、長らくの中断を余儀なくされる。

首位走行中のコースオフで、リスタートのグリッドに復帰できず無念のマット・ニール
首位走行中のコースオフで、リスタートのグリッドに復帰できず無念のマット・ニール

 再開後もシェドンのシビックがリバースポールのシボレー、デイブ・ニューシャムをかわしトップに立った直後に、川となった雨量に足元をすくわれスピン。

 その後もヘアピンで複数のマシンが飛び出し、再度の赤旗リスタートとなったが、ニールはグリッドに復帰できず無念のリタイア。最終的にチームメイトのシェドンがトップチェッカーとなったが、ここでもホンダ・シビック・タイプRに車高規定違反が見つかり失格に。

波乱の週末を強調するかのように、ゴードン・シェドンも車高違反で失格。優勝はターキントンの手に渡った
波乱の週末を強調するかのように、ゴードン・シェドンも車高違反で失格。優勝はターキントンの手に渡った

 チームダイナミクスの抗議も実らず、2位に入っていたWSRのターキントンが今季初勝利を得ることとなり、最初から最後まで波乱ずくめの週末となった。

17時スタートに降雨で赤旗が絡み、極めて難しいコンディションとなったレース3
17時スタートに降雨で赤旗が絡み、極めて難しいコンディションとなったレース3


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