隣国のSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”と刻を同じくして、この2025年よりSUVセグメントによる新時代の幕開けを迎えるアルゼンチン最高峰のFFツーリングカー選手権、TC2000に参戦するトヨタ、シボレー、ホンダ、さらにフィアットの各陣営が、このオフ期間に製造を進める新型SUVモデルの開発進捗を報告するとともに、新たなシーズンに期待する点など抱負を述べた。
先行開発車両“プロトタイプ001”として、一番乗りで姿を見せた小型クーペSUV『フォルクスワーゲン・ニーヴァスSUV』に続き、シボレー陣営のYPFエライオン・オーロ・プロ・レーシングが走らせる『シボレー・トラッカー』や、昨年末のテストに姿を現した『トヨタ・カローラクロス』、そして現地法人ホンダ・モーター・アルゼンティーナからファクトリー指定チームを拝命した強豪プロ・レーシングの『ホンダZR-V』に、まだ姿を見せていない『フィアット・パルス』など、2025年には少なくとも5車種以上のSUVモデルがグリッドに並ぶ。