現在、ドライバーズランキングで2番手につけるルーカス・ディ・グラッシも、レース中のピットイン義務付けに賛同している。
ディ・グラッシは第4戦メキシコePrixのオープニングラップでクラッシュに巻き込まれ、マシンを破損。早々にマシンを乗り換え、燃費走行を強いられたが、セーフティカー導入の幸運にも恵まれ逆転優勝を飾っている。

「ピットストップを義務付ける以外にも、ラリークロスのジョーカーラップのように、追加のコーナーを設けてもいいかもしれない」とディ・グラッシ。
「バッテリー残量の管理だけではなく、電力をどのタイミングで使うかという戦略も重要なんだ」
「レース中に2度ピットストップを義務付けてもいいかもしれない。もちろん、しっかりとした分析は必要だと思うけど、戦略面での選択の余地は残しておくべきだと思う」
また、フォーミュラEは現在の週末1日開催から2日間開催へスケジュールを変更することも検討しているようだ。
ただし、2日間開催となった場合、予選と決勝が別日に行われるのか、それともベルリンePrixやニューヨークePrixのようにダブルヘッダーとして開催されるのかは不透明だ。
フォーミュラEの関係者は2018/19年に向けて「レギュレーション面とレースフォーマット、ピットストップに関して、数多くの提案がなされている」とだけコメントしている。