シリーズの盟主に君臨する名門トリプルエイト・レースエンジニアリング(T8)の、来季フォード陣営スイッチに端を発し、弱体化を危惧するGMシボレー陣営がスタードライバーの獲得ラッシュを狙うなか、来季2026年のRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ新規参入に向け全6台の『A90型GRスープラ・スーパーカー』を投入するトヨタ・ガズー・レーシング・オーストラリア(TGRA)が、その半数となる3台のドライバー陣容を実質的に確定させた。
ホモロゲーションチームに指名されているウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)のエース、チャズ・モスタートがチーム残留を公言し、僚友のライアン・ウッドとともにTGRAの将来を担うことが明らかになったのだ。