5月30日に行われた2025年FIA F2第6戦バルセロナのフリー走行(FP)にて、宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は6番手タイムをマークした。今回の舞台は、昨年好走をみせ、開幕前の合同テストでも好タイムを刻んだバルセロナということもあり、この週末はシーズンの中でも宮田にとって大きなチャンスとなる大会だった。
「FPではタイヤのピークグリップが1周しか保たなかったので、その1周をまとめたドライバーが上位に名を連ねたのではないかと思います。バルセロナは開幕前に3日間テストがあり、ある程度クルマやドライビングについてもイメージしていた部分があったので、ひとまず6番手というポジションに入ることができた、という印象です」と、宮田はレースウイーク後の取材で振り返った。