4月18〜20日にサウジアラビアで開催された2025年FIA F2第3戦。これまでの2戦で入賞のない宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は、高速ストリートコースのジェッダ・コーニッシュ・サーキットで今季初入賞を狙った。

 しかし、走り始めのフリー走行はトップタイムを記録したチームメイトのビクトール・マルタンス(ARTグランプリ/ウイリアムズ育成)から1.254秒差の20番手。続く予選もポールシッターから0.881秒差の16番手と、初日から苦戦が続くレースウイークとなった。

「フリー走行はトラブルフリーで走ることができました。ただ、クルマのパフォーマンスを含め、思うように走ることができず、苦しいセッションになりました。ジェッダは昨年の経験があるので、自分なりにさまざまなトライはしていたのですが、うまくいかずでした」と、宮田はレースウイーク後の取材で振り返った。

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