F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第5戦サウジアラビアGP編です。
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今季のF1カレンダーは前年同様に年間24戦だが、序盤は6週間で5レースというタイトなスケジュールになった。ゆえにドライバーたちとしては、それぞれのレースの週末に向けて可能な限りリラックスして休息を取れるように、時間の使い方を綿密に計画しなければならなかった。
日本からバーレーンへの移動は、この連戦のなかでも相対的に時差が大きく、どのチームとドライバーにとっても対処が難しいものだった。結果としてトリプルヘッダーの2番目のレースでは、体調が100%ではない者も少なからずいたようだ。
したがって、バーレーンとサウジアラビアの間にひと息入れる時間を作ろうと、ドライバーの多くが考えたのは当然の成り行きだった。マナマとジェッダの両都市間は、ごく短時間のフライトで移動できるからだ。
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