サマーブレイクを挟んで南半球へと向かい、9月11~13日にオーストラリアのザ・ベンドで開催されたFIA TCRワールドツアー第5戦は、船便での輸送中に悪天候による遅延が発生し、開催直前で大幅にスケジュールが変更に。
急遽フリープラクティス(FP)を1回削減、レース数を3から2へと圧縮した短期決戦は、直前のBoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)更新で息を吹き返したヒョンデ陣営のBRCスクアドラ・コルセが躍進を見せる展開となり、ミケル・アズコナ(ヒョンデ・エラントラN TCR)が予選最速発進を決めると、レース1ではノルベルト・ミケリスが、続くレース2ではネストール・ジロラミがアルゼンチン勢揃いの表彰台で頂点を射止めている。
