7周目、7番手を走行していたニコラス・ラティフィ(DAMS)が、エンジントラブルによりトンネル内でストップ。セーフティーカー(SC)導入となった。

 ここでグスタフ・マルジャ(レーシング・エンジニアリング)、ルカ・ギオット(ロシアン・タイム)がいち早くピットイン、タイヤをスーパーソフトからソフトへと変える。

 12周目にレースがリスタートするが、ギャップを失ったルクレールは再びファステストラップを記録して後方を引き離しにかかる。レースは一旦落ち着いたかのように見えたが、21周目、ミラボーでルイ・デレトラス(レーシング・エンジニアリング)とロベルト・ビソイウ(カンポス)がクラッシュ、再びSCが導入される。

 ここでルクレール、松下、オリバー・ローランド(DAMS)がピットイン、ソフトからスーパーソフトへ。しかし、このピットタイミングでトップのルクレールは4番手に脱落。一方、トップにローランドが立つ展開に。

 23周目、トップにローランド、2番手アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)、3番手松下という隊列でリスタート。4番手を走行していたルクレールは左フロントサスペンションに問題が発生し、28周目に無念のリタイヤとなった。

 2番手を走行していたマルケロフは、トップのローランドを追い上げたもののオーバーテイクまでは至らず、ローランドが初優勝を飾った。松下は終始安定した走りをみせ、見事3位表彰台を獲得した。

F2第3戦モナコ オリバー・ローランド
F2第3戦モナコ オリバー・ローランド

F2第3戦モナコ 決勝レース1はオリバー・ローランドが今季初優勝
F2第3戦モナコ 決勝レース1はオリバー・ローランドが今季初優勝

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