タイトル挑戦権の4枠を賭けて争われた豪州最高峰RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第12戦『Penrite Oil Sandown 500(ペンライト・オイル・サンダウン500)』は、前戦ゴールドコーストで連勝を飾り、タイトル挑戦権を確定させていたチャズ・モスタート(WAU/フォード・マスタング)が、週末初戦を制覇して“トリプル”を達成。続く最終ヒートでは、選手権首位を行く名門トリプルエイト・レースエンジニアリングのブロック・フィーニー(レッドブル・アンポル・レーシング/シボレー・カマロ)が今季13勝目を飾っている。

 シリーズ初導入となるポストシーズン最終戦『Adelaide Grand Final(アデレード・グランドファイナル)』に向け、11月14~16日に開催されたサンダウン戦は、そのエリミネーション方式『Finals Series』に出場する7名のドライバーらが、歓喜の勝利に遺恨のクラッシュと明暗を分ける混沌の結末に。

 そんな緊迫感高まる残り2戦のレースウイークは、まずシリーズの顔とも言える“7冠”王者、ジェイミー・ウインカップの耐久カップ登録コドライバーからの勇退という突然のニュースで幕を開けた。

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2025年 / スーパー耐久
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