予選でA組トップのマキシミリアンだったが、わずかにB組ノリスのタイムが上回り2番グリッド。一方、チーム唯一のB組カラムはノリスに次ぐ2番時計でグリッドは3番手を確保。ミックと周はこの予選、それぞれ14と16番手。

 レースは1コーナーに対してインサイドのマキシミリアンとポールながらアウトサイドのノリスの一騎打ち。何度も両者のサイド・バイ・サイドのバトルとなるがマキシミリアンは譲らずトップでゴール。

 カラムもエリクソンと激しいバトルをコース全周で繰り広げたが、24周目にエリクソンのクラッシュで決着で3位ゴール。ダブルポディウムを飾った。

 さらに11位でゴールしたミックもルーキークラス3位。こちらもポディウム登壇。順位を上げていた周は次第にハンドリングの不調を感じピットでリタイア。残念な結果となった。

初めてポーに挑んだミック・シューマッハー
初めてポーに挑んだミック・シューマッハー

レース3

 予選2のセカンドベストを採択。この結果またもポールはノリス。2番手がマキシミリアン。ミックと周も全く同じく14と16番手でこの週末、最後のレースに臨む。

 同じ伝手は踏まないとノリスはシグナル消灯後一気に右へ切りマキシミリアンのラインを塞ぐ。マキシミリアンはノリスの後ろについて周回を重ねる。そして優勝へのチャンスは19周目に突然くる。

 シケインでトップを行くノリスのサスペンションが突然破損しウォールにヒット、リタイア。カラムは2位に上がりマキシミリアン-カラムのワン・ツー・フォーメーションができゴール。

レー2、レース3で連勝したマキシミリアン・ギュンター
レー2、レース3で連勝したマキシミリアン・ギュンター

 周とミックも少しずつ順位を上げそれぞれ10位、12位でフィニッシュ。ミックはルーキークラスの2位となった。

 ノリスとプレマ・セオドールの戦いは結局終わってみるとノリス1勝に対しマキシミリアン2勝に加え、カラムの連続ポディウムが大きく効きチームポイントが274ポイントとなり2位カーリンに76点の大差でトップ。

 ドライバーズポイントもマキシミリアンがトップに僅か2点差で3位と十分な貯金を果たした。

 次のレースは6月17~18日のハンガリーで第4戦が開催されます。

Theodore Racing Website:http://www.theodoreracing.com/

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