2025年シーズンのFIA F2は第14戦ヤス・マリーナ(アブダビ)で最終戦を迎えた。FIA F2参戦2年目の宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は今季、シーズン序盤からエンジンに起因するストレートスピード不足に悩まされ、苦しいシーズンが続いていた。その症状は、最終戦でも改善されず、宮田を苦しめた。
「今シーズンの問題・課題だったストレートスピード不足はアブダビでも大きく影響しました。コーナーで頑張らなければ簡単に抜かれてしまう状況で、予選、決勝ともにかなり厳しかったです」と、宮田はレースウイーク後の取材で振り返った。
