続く土曜午後のレース2は、リバースポールとなったイギリス人のライアン・スミス(チームOXXOエナジー/MAN)が、狭いモストのコース特性を活かして今季初勝利をマーク。

 その背後からプレッシャーを掛け続けたハルムは、トラックを振り回しながらのアグレッシブなドライブを見せるも、オーバーテイクはかなわず。3位にひさびさの表彰台となるサッシャ・レンツのMANが入った。

 続く日曜のレース3に向けた予選で地元ポールを獲得したラッコは、スタートからタイトな1コーナーに向けトップを死守すると、その後は2番手ハーンとのギャップをマネジメント。

 ハーンもあらゆる手を尽くしてチャンスを伺ったものの、ラッコはミスを犯さず11周を走破し、地元ファンの大歓声に応える今季10勝目をマーク。

 3位にはハルム、キスからのプレッシャーにさらされながら最終ラップのトラフィックにも助けられ、タイヤ内圧低下の不具合を抱えながらも逃げ切りに成功したアルバセテのMANが入った。

 このモストのトラックは、トレーラーヘッドでのオーバーテイクが難しいトラックであることを証明するかのように、続く最終レース4もリバースポールからスタートしたシェーン・ブレアートン(MAN)が自身のETRC初勝利を記録。

レース4のリバースポールから逃げたシェーン・ブレアートンは後続に5秒以上のマージンを築く

 地元チェコのチームでラッコのチームメイトとなるバギラ・インターナショナル・システムズのデビッド・ベルシュキー(フレートライナー)が2位。そして常に表彰台争いに絡む勝負強さを見せる、ハルムのMANが最後のポディウムを確保した。

 この母国戦で今季チャンピオンシップ2位の王者ハーンに対し、リードを60ポイントにまで広げたラッコだが、残すイベントは3戦12レース。次戦ETRC第7戦は1週のブレイクを挟んで、9月16~17日にベルギーのゾルダーで開催される。

レース2勝者のライアン・スミスは、レース3でクラッシュに見舞われストップ
2番手でフタをするフレートライナー、デビッド・ベルシュキーに対し、シュティフィ・ハルムが怒りのチャージ
レース4でも3位表彰台のシュティフィ・ハルム。彼女は今季毎週表彰台の記録を続けている

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