レース1後に行われた予選2回目もウエットコンディション。レース2のグリッドを決めるベストタイムは14番手、レース3のグリッドを決めるセカンドベストタイムは17番手となる。14番手となった万璃音のベストタイムは、チームの中での最速タイムだった。

 翌日、ドライコンディションとなったレース2は、1周目に順位を大きく落とし、2周目にはシケインでチームメイトと接触。クルマにダメージを負いリタイアを余儀なくされた。レース3は、ミックと熱戦を展開。終始ミックを追いかける展開となり12位でレースを終える。

 レースを終え万璃音は、「練習走行でテクニカルなセクター1は、チームのなかで僕がもっとも速かった。セクター2、3とタイムを揃えればトップ10が見える位置でした」と語る。

「予選1回目ではクルマがグリップしないし曲がらない。シーズン後半戦に入ってからというもの、チーム全体が不振で、ウエット路面の予選では、ハンガロリンクもノリスリンクもここニュルブルクリンクも、チームとしてまったく対応できていませんでした」

「レース2は押し引きを考えずに攻めるだけ攻めてしまい、結果的にリタイアとなりました。レース3は少しは戦えたかな? という手応えを得ました。ただフロントのグリップ不足に悩まされて、思い切った走りができなかったのは残念でした」

 佐藤万璃音が挑むヨーロピアンF3の第9ラウンドは9月22~24日、レッドブルリンクで行われる。

佐藤万璃音(モトパーク)

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円