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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.09.19 17:42

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017年 第27戦シカゴランド

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017年 第27戦シカゴランド

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第16戦 TheHouse.com 225

開催日:9月15日

クリストファー・ベルが3位。トヨタ勢は3人が次戦からのプレーオフに進出

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第16戦『TheHouse.com 225』が9月15日(金)にシカゴランド・スピードウェイで開催された。

 トラック・シリーズも今大会がレギュラーシーズン最後のレースとなり、次戦からの7戦で上位選抜された8名がプレーオフを戦う。トヨタ勢では最多の4勝を挙げているクリストファー・ベルと、2度のチャンピオン経験を持つベテラン、マット・クラフトンが1勝でプレーオフ入りを決めている。

 ここまでレギュラーシーズンの勝者が6名出ており、最後の8人目の椅子は、ランキングでベン・ローズとライアン・トゥルーエクスが7点という僅差で競っている状況。また、今大会勝利を挙げればランキング20位以内の全てのドライバーにもチャンスがあるため、各ドライバープレーオフ入りを目指して臨んだ。

 15日(金)午後7時52分、1.5マイルオーバルを40周、40周、70周の3ステージ合計150周(225マイル:約360km)して競われる決勝レースがスタート。今季初のポールポジションからスタートを切ったライアン・トゥルーエクスと、3番手スタートのベルが首位争いを展開。抜きつ抜かれつのバトルを展開したが、ステージ終盤のコーションでベルらがピットインしたのに対し、ライアン・トゥルーエクスはコース上に残る作戦を採り、ステージ1を制覇。今季3度目のステージウィンを飾ると共に、プレーオフ入りへ向け好調なスタートを切った。

 プレーオフ入りを争っているローズはステージ1を3位で終えたが、ステージ2開始前のピット作業でタイヤをエリア外に転がしてしまい、ペナルティ。27位へ後退。

 ライアン・トゥルーエクスも、他と異なるピット戦略のため、ステージ間のピットで14位へ後退。ステージ2は55周目に首位を奪還したベルが制した。クラフトンが3位、ライアン・トゥルーエクスが8位、マイアット・スナイダーが9位、グラッグソンが10位。ローズは12位となった。

 ステージ3は、30周ほど走ったところでクラフトンがタイヤパンクに見舞われバランスを崩し、直後にいたローズと接触。ローズもフェンダーにダメージを負った。ピットインしローズは12位でコースへ復帰。この時点で、ライアン・トゥルーエクスは4位につけており、ポイントでは同点という厳しい戦いが続いた。

 ステージ3の前半を独走で支配していたベルだったが、このアクシデントにより出されたコーション時のピットで3位に後退。再スタート後、一旦は首位に立つも再逆転を許し、3位でフィニッシュ。レギュラーシーズンをトップで終え、ボーナスポイントを獲得してトップでプレーオフに臨むこととなった。

 ライアン・トゥルーエクスは4位でフィニッシュ。しかし、ローズが6位まで追い上げてチェッカーを受けたため、トヨタ勢3人目のプレーオフ進出はローズとなった。

 次戦第17戦は9月23日(土)ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで開催される。

ドライバー クリストファー・ベル

「レギュラーシーズンをトップで終えられたのは大きい。我々のチームは世界一素晴らしく、彼らのおかげでここまで来ることが出来たし、このチームで戦えることに本当に感謝している」

「今日のレースでは、最終戦のホームステッドまでに脱落しないよう、少しでも上位でフィニッシュするということを学んだ。この週末、我々のトヨタ・タンドラは本当に速かった。勝てると感じていたが、終盤に幾つかのミスがあり、惜しくもそれは叶わなかった」


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