「最大の難関と問題はロジスティクスだ。今回、我々のマシンと機材がアルゼンチン入国への通関にかかった時間は12日間だった。すべてのチームのツールやネジ一本に至るまで、チェックの上で登録が必要だったんだ!」とマティアス。

「願わくば、帰国する際にはこれ以上時間が掛からないことを祈りたい。我々も三週間後には、本国でのシリーズ戦が控えているんだからね(笑)」

 スーパーTC2000のプレジデントを務めるアントニオ・アブラジアンも「今回のトライアルは2018年にすべてが機能するかどうかを確認するだけでなく、今後もより簡単にレースイベントを共有できるような提携関係を構築したいと考えているんだ」と応じた。

「我々の次のステップは、ストックカーの面々がこの週末にブエノスアイレスに来るまでに掛かった物流のコストや手続きの流れを十分に分析することだ」

「そのデータをもとに、その後は双方のシリーズスポンサーや投資家に、計画に対する支援やサポートを持ちかけることになるだろう」

ブラジルからアルゼンチンへの通関に12日間を要したという(左端車列がストックカー・ブラジル)

 
 約500馬力を発生するダッジ製の5.7リッターのV8エンジンにXトラック製の6速ギヤボックスを組み合わせ、安価な鋼管スペースフレームをベースにカーボン補強材を組み合わせた専用の高剛性シャシー使用。特徴的なセンターシートとシザーズドアを持つストックカー・ブラジルと、こちらも特徴的なスズキ製スーパースポーツ『隼』の1350cc直列4気筒をベースにV8化した2700ccの超軽量エンジンを搭載し、同じくXトラック製の6速共通ギヤボックスを採用するSTC2000の饗宴が実現する日は来るか。

 開催サーキットに関する正式なアナウンスはまだないものの、ストックカー・ブラジルのマティアスによれば、母国ブラジルのクリティバかサンパウロでの開催を視野に入れているという。

ルーベンス・バリチェロを筆頭に、リカルド・ゾンタやアントニオ・ピッツォニアなど実力派が揃うストックカー・ブラジル

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