また、これまでTOCAの任意で行われきたブースト・アジャストメントはシーズン1回に限定。パーマネント・ドライバー登録の変更は、シーズンにつき2回まで許される。
さらにドライバーの安全性向上を狙い、フラッグカラーを点灯させる大型のポータブル・ライトパネル6枚を製造し、カレンダーの各サーキットに持ち回りで運用。すべてのイベントのコースサイドで、ドライバーとマーシャルへの視認性を高める地点に設置されることとなった。
また、来季2018年シーズンで創設60周年の”還暦”を迎えるBTCCは、その記念すべき1年を祝うべく7月28〜29日にスネッタートンで開催される第6戦の最終ラウンド、レース3を”ダイヤモンド・ダブル”戦として特別ラウンドに認定することを決定。
真夏の祭典としてファンに認知されているこの1戦では、レース3の最終ラウンドを通常のレース距離の約2倍となる60マイル(約97km)のディスタンスに設定。加えて、すべてのマシンは追加のサクセスバラストを搭載しない状態でレースを戦うこととされた。
さらに、このヒートに向けては予選も特別条件となり、決勝前日の28日土曜に全車両がノーウエイトでの予選アタックを行い、グリッドを決定する。
前出のBTCCマネージングディレクター、アラン・ゴウは「BTCCの”ダイヤモンド・ジュビリー”を祝うシーズンに、この特別な拡大戦の導入を発表できたことをうれしく思うよ。さらに今後数カ月のうちに、60周年を祝うさまざまなイベントの概要を発表できる見込みだ」とコメント。
「この60マイルレースは通常の2倍のレースディスタンスとなり、名手たちの素晴らしいドライビング・パフォーマンスを見ることができる、メモリアルな1戦となるだろう。長年BTCCに参戦するすべてのチーム、ドライバー、サーキット、オフィシャル、スポンサー、パートナー、マーシャル、そしてもちろん私たちの熱心なファンと、この興奮を共有できたら幸いだ」

