イギリス・オールトンパークで開催されたBTCCイギリス・ツーリングカー選手権第10・11・12戦で、今季からシリーズに参戦したチームBMRのスバル・レヴォーグが、コリン・ターキントンのドライブによりレース1で初勝利を飾った。

 同シリーズには王者としてホンダ・シビック・タイプR、BMW125i、フォード・フォーカス、トヨタ・アベンシス、メルセデスベンツAクラス等、多彩な顔ぶれが参戦。このレヴォーグは、2011年に導入されたNGTC規定という独自路線を貫いてきたBTCCの思想のもとに、水平対向ボクサーエンジンの開発を名門マウンチューンに託し、駆動方式をFRとした専用開発モデル(同規定は昨年TCN-1としてFIA格式に昇格)となっている。

 今季は4台のエントリーで臨み、ドライバーにはWTCCにも参戦経験のあるコリン・ターキントンや、BTCCで1-2の人気を争うベテラン、ジェイソン・プラトなど豪華な顔ぶれがそろっていた。

 土曜の予選でそのターキントンがレヴォーグに初のポールをもたらすと、スタートでは2番手に着けていたユーロテック・レーシングのシビックがサム・トルドフの駆るFRモデル、BMW125iにオーバーテイクされるうちにリードを拡大。「2番手のサムとは距離をコントロールできた。もっとプッシュすることも可能だったよ!」と余裕の展開となった。

 さらにチームメイトのプラトもレース中盤にはシビックをパス、さらにチャンピオンチームのチームダイナミクスのゴードン・シェドンのシビックも仕留め、3位表彰台を獲得。レヴォーグの初勝利に華を添えた。

「すべてがうまくハマったよ! シーズン当初は本当に困難な時期を過ごしたけど、そこから立ち直って、車のことを良く理解できるようになったし、確実に前に進んでいる感覚がある」とターキントン。

 なお、レース2はトルドフのBMWが雪辱を果たし優勝。2位、3位に、ターキントン、プラトのレヴォーグが連続のW表彰台。レース3はダイナミクスの名手、マット・ニールがシビックに勝利をもたらし、プラトが3戦連続の3位表彰台を獲得している。

ピットレーンに並ぶ4台のBTCCレヴォーグ
ピットレーンに並ぶ4台のBTCCレヴォーグ
スバル・レヴォーグのBTCC初勝利に貢献したコリン・ターキントン
スバル・レヴォーグのBTCC初勝利に貢献したコリン・ターキントン

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