トップに立ったミューラーは、42周目終わりでピットへ。クルーも素早い作業で送り出し、ミューラーはブロンクビストのすぐ前で復帰。全ドライバーがピットインを終えた52周目に再びトップに浮上する。
レースは残り17分。ミューラーをぴったりとブロンクビストがマークし、少し遅れてマキシム・マルティン(BMW M4 DTM)、ディ・レスタ、ルーカス・アウアー(メルセデスAMG C63 DTM)が続く。
62周目にフェリックス・ダ・コスタとダニエル・ジュンカデラが接触し、セーフティカーが再び入る。しかし、ミューラーは慌てずにリスタートを切ると、ブロンクビストを従えトップでチェッカーフラッグを受けた。2014年にデビューしたミューラーは、参戦36戦目で嬉しい初優勝を遂げた。
「これは病みつきになるよ。もっと表彰台のトップに立てるようになりたいね。僕のチームは完璧なピットストップで勝利に導いてくれた。彼らに感謝しているよ」とミューラーは初優勝の喜びを語った。
2位となったブロンクビストは、「正直言うと、ノリスリンクではいい結果を期待していなかったんだ。だから2位でもハッピーだよ」とコメント。
3位はマルティン、4位にディ・レスタ、5位にアウアー。6位に入ったマルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)がエドアルド・モルタラ(アウディRS5 DTM)を逆転しランクングトップに立っている。
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