GP3/16は、同シリーズが2010年の創立時から使ってきた従来の車両に代えて導入するニューマシンで、ダラーラ製のシャシーに新たにメカクロームが供給するエンジンを搭載したものだ。

「各チーム1台に限定してシェイクダウンテストを開催したのは、このマシンに関する知識をシリーズの開発チームからGP3の参加チームへ最良の方法で伝達するためだ」と、GP3のテクニカルディレクターを務めるディディエ・ペリンは言う。
「これによって、チームは新車のオペレーションの初期段階に要する時間を大幅に短縮できるだろう。今日はとても充実した良い一日だった。ほぼトラブルフリーですごすことができ、予想していた以上に多くの周回数を走破した」

「唯一の小さな問題は天候だった。明日(4日木曜)はコースコンディションも良くなって、今日と同様に有益なテストができると思う」
 このシェイクダウンテストの後、3月22~24日にはエストリルで最初の公式プレシーズンテストが開催されることになっている。

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