今回のWTCC参戦に向け道上は「昨年発売された『シビック・タイプR』の開発に携わっていたこともあり、WTCCの情報はずっと見ていました。先週、バルセロナでテストをするチャンスがあり、そのときはシビックWTCCでレースができたらおもしろそうだなと思っていましたが、こんなに早くそのクルマでレースができるとは思ってもみませんでした」と語る。

「自分のキャリアのすべてを注ぎ、全力でもてぎでのレースに挑みたいと思っています。ホンダとJASモータースポーツは、すばらしいチャンスを与えてくれました。バルセロナのテストでは、非常に感触の良い、速いクルマだったので、もてぎまでに準備を完ぺきにしてレースを迎えたいと思います」

 また、堀内大資WTCC開発プロジェクトリーダーは「ホームレースで、スポット参戦とはいえ日本人ドライバーにドライブしてもらうことができ、非常にうれしいです。長年ホンダのクルマに乗っている道上選手なので、バルセロナテストでは、すぐにFF車の特性に合わせた感覚を取り戻してくれて、レギュラードライバーのロブ・ハフやティアゴ・モンテイロと遜色のない走りをみせてくれました」と語った。

「もてぎラウンドまであまり時間はありませんが、JASモータースポーツと協力し、全力でサポートしていきます。日本のファンの皆さまにいい走りをみせてくれることを期待しています」

 道上のひさびさのレースでの戦いはもちろん、WTCCという舞台で道上がどんな存在感を示すのか、期待せずにはいられない。近年WTCCの日本ラウンドには日本人ドライバーが不在だったが、今年は大いに楽しみなレースとなりそうだ。

ロブ・ハフがドライブするシビックWTCC。カラーリング等は発表されていないが、JTCCを知るファンからすればカストロールカラーが嬉しいところ。
ロブ・ハフがドライブするシビックWTCC。カラーリング等は発表されていないが、JTCCを知るファンからすればカストロールカラーが嬉しいところ。

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