WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するボルボは、次戦ビジャレアル戦からフレデリック・エクブロムに代わってロバート・ダールグレンを起用すると発表した。
10年に渡ってボルボのワークスドライバーを務めているダールグレンは、過去にボルボC30でのWTCCへの参戦も経験。今季はSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権にポールスターから参戦しており、チームメイトのリチャード・ゴランソンを選手権でリードしている。
ボルボは2017年のWTCCに向けて、3台目のマシンをボルボがバックアップするチームで走らせる計画をしているが、エクブロムはそのためのテストプログラムに回ることになるという。
「この機会を得ることができて光栄に思っているよ」とダールグレン。
「特に自分は2011年からこのプロジェクトに関わっているし、今年は新車の開発もしたからね」
また、ポールスターのモータースポーツ代表を務めるアレクサンダー・マルドゼフスキは「我々の2017年に向けた主な目的は、2台のマシンで3人のドライバーを走らせることだったんだ。この計画の一部として、ロバート(ダールグレン)はフレデリック(エクブロム)と代わることになる」と事前に計画されたものだと語った。