Report by Masahiko Amano / Amano e Associati

 インディカー・シリーズ第13戦がミド・オハイオ・スポーツカーコースで開催され、ポールポジションからスタートしたサイモン・ペジナウ(チーム・ペンスキー)が第5戦以来となる今シーズン4勝目を挙げた。終盤、4番手と好位置につけていた佐藤琢磨(AJフォイト)は、セバスチャン・ブルデーに追突されコースオフ。9位にポジションを落とす悔しい結果となった。 

 2014年チャンピオンのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がこの4戦で3勝。一気に流れに乗ったかに見えていた2016年のインディカー・シリーズ終盤戦。しかし、シーズン序盤からポイントリーダーであり続けているサイモン・ペジナウが、ミド・オハイオでは最近の戦いぶりとは一転し、アグレッシブに走ってシーズン4勝目を手に入れた。しかも、パワーを終盤のリスタート後に豪快にオーバーテイクして掴んだ勝利で、ペジナウは「今シーズンのベストレース!」と目を輝かせていた。

 今週末になって突然襲われた背中の痛みによって、予選出場も危ぶまれていたというペジナウだったが、インディカーのドクターによる治療によって予選を走ることができ、ポールポジションをゲット。レースではポールから予選2位のパワーを突き放し、戦いのイニシアチブを握っていた。 

 ところが、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)とエリオ・カストロメベス(チーム・ペンスキー)の接触で15周目にフルコースコーションとなり、これより前にピットストップを行っていた面々の後方、9番手までペジナウのポジションは下がった。更に、2回目のピットストップでは、そのスティントを彼より2周長く走ったパワーが彼の前へとピットアウトしてきた。

インディカー第13戦ミド・オハイオ/ウィル・パワー
インディカー第13戦ミド・オハイオ/ウィル・パワー

 今回のペジナウは2位に甘んじる気はなかった。ジャック・ホークスワース(AJフォイト)のコースアウトで出された今日2回目のフルコースコーションの後、61周目に切られたリスタートでパワーにアタック! 

 バックストレッチエンドの右コーナーからコースの半周に渡って攻めの走りを続け、高速コーナーでもひるむことなくサイド・バイ・サイドでバトル。その気迫に圧倒されたのかパワーがターン9でラインを少し外れると、その隙を逃さずインを突き、最終コーナーでパワーの前へと出てみせた。

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