元F1ドライバーであり、初代フォーミュラEのチャンピオンでもあるネルソン・ピケJr.は、自身のキャリアを終える前に、インディカー・シリーズ伝統のイベントである『インディアナポリス500』に参戦したいと考えている。

 ピケJr.は、昨年インディライツに参戦したカーリンからトロントの市街地戦にエントリーした経験があり、さらに今月後半には、KVSHインディカーチームの共同所有者ジェームズ・サリバンと再び組み、彼のチームであるSHレーシングからグローバル・ラリークロス(GRC)のワシントン・ラウンドに復帰エントリーする予定となっている。

 2013年~14年、同チームからGRCに参戦していた際も、ピケJr.はサリバンとともにインディ500参戦の可能性を模索していたというが、改めて“正しい状況”でインディ500にチャレンジすることを諦めていない、と語る。

昨年もフォード・フィエスタでGRCにフル参戦していた
昨年もフォード・フィエスタでGRCにフル参戦していた

「僕は以前からインディ500参戦に関心があり、参戦できる可能性を信じてサリバンと一緒に頑張ろうと話していたんだけど、結局彼らとは実現しなかった」と、ピケJr.。

「彼らには、僕はいつでもオープンでいることを伝えていたんだけどね」

「僕は良いマシンでレースすることが好きだし、たぶんオーバルでのレースをすることになるだろう」

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