このアクシデントにより出されたイエローコーションで、ハムリンは“ラッキー・ドッグ(コーション発生時に周回遅れの最上位車両が首位と同一周回に戻れる救済措置)”を獲得。

 ステージ1はそのまま終了することとなり、カイル・ブッシュが2位。21番手スタートから見事な追い上げを見せたエリック・ジョーンズがトップ10に入りました。

 ステージ2ではカイル・ブッシュが首位争いを展開。後半には実兄のカート・ブッシュ(フォード)との争いとなりましたが、これを制し、カイル・ブッシュが今季2度目のステージウィン。ボーナスポイント(ステージでのトップ10に順位に応じて与えられる)に加え、貴重なプレーオフポイント(ステージウィナーに1点、レースウィナーに5点。プレーオフ時にも持ち越すことが出来る)を獲得しました。

 エリック・ジョーンズはトップ5圏内をキープし5位。周回遅れから脱し、ピットペナルティを受けながらも追い上げたハムリンが9位に入りました。

 ステージ3は、再スタート前のピットで好作業に助けられエリック・ジョーンズが首位浮上。カイル・ブッシュと共に1-2体制で再スタートを切ることに。しかし、再スタートが切られて間もなく、集団の中でバトルを繰り広げていたハムリンがバランスを崩しスピン。後続は大混乱となり、レースは赤旗中断に。ハムリンはここでレースを終えることとなりました。

 レース再開後もエリック・ジョーンズが首位をキープ。ややポジションを落としたカイル・ブッシュでしたが、じりじりと盛り返し、241周目、コーションからの再スタートでエリック・ジョーンズをかわして首位を奪還。

 終盤戦、今季3勝と圧倒的な強さを見せるケヴィン・ハーヴィック(フォード)の猛追を受けることとなりましたが、カイル・ブッシュはこれを凌ぎ切り、トップチェッカー。今季、2位3回と惜しいところを走りながらも、なかなか勝利に手の届かなかったカイル・ブッシュが、ようやく今季初勝利を挙げました。この勝利でカイル・ブッシュは第5戦で勝利を挙げたマーティン・トゥルーエクスJr.に続き、トヨタ勢2人目の“プレーオフ”出場をほぼ確定しました。

 レースを通してトップ5圏内を走行し、64周にわたって首位を走るなど活躍を見せた、カップ・シリーズフル参戦2年目の21歳エリック・ジョーンズは今季最上位となる4位フィニッシュとなりました。

 次戦第8戦は4月15日(日)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイで行われます。

ドライバー カイル・ブッシュ

「今日の素晴らしい勝利は間違いなくチームの努力のおかげです。総合的に見れば、多分彼(ケヴィン・ハーヴィック:フォード)の方がやや速かったと思います。しかし我々は全てを確実にこなし、彼にチャンスを与えませんでした」

「第2戦からずっと良いところを走り、2位には3度もなっていながら、なかなか勝てずフラストレーションもありましたが、ようやくヴィクトリーレーンに乗れて最高の気分です。これでやっとプレーオフへのチケットを手にすることが出来ました」

「とはいえ、まだこれからも、ポイントリーダーの座を守るべく、長い残りのレースを戦い続け、更にプレーオフポイントを獲得していかなければなりません」

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