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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.04.25 06:00
更新日: 2018.04.24 23:35

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第9戦リッチモンド レースレポート

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第9戦リッチモンド レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第8戦 ToyotaCare 250
開催日:4月20日

クリストファー・ベルが今季初勝利
トヨタの若手がワン・ツー・フィニッシュ

 4月20日(金)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第8戦「ToyotaCare 250」がリッチモンド・レースウェイで開催されました。
 今大会、トラック・シリーズにフル参戦している19歳のノア・グラッグソンがエクスフィニティ・シリーズにスポット参戦でデビューすることとなりました。

 日が落ちた午後7時20分に0.75マイルショートオーバルを75周、75周、100周の3ステージ合計250周(187.5マイル:約300km)して競われる決勝レースのスタートが切られました。
 
 昨年のトラック・シリーズチャンピオンであり、今季よりエクスフィニティ・シリーズにフル参戦しているクリストファー・ベルは最前列2番手からスタートを切ると、序盤から超接近戦での首位争いを展開。15周にわたったバトルを制し、44周目に首位に立ちました。
 
 ベルはステージ1終盤に出されたイエローコーションからの再スタートでかわされましたが、2位でステージ1をフィニッシュ。ブランドン・ジョーンズが8位。

 ステージ1終盤のイエローコーションでピットインし、ピットタイミングをずらす作戦に出たグラッグソンは、ステージ2のスタート前にはピットに入らず3位に浮上。ピットインで一旦順位を落とすも追い上げたベルとともに首位争いを展開。ステージ2はグラッグソンが2位、ベルは4位、ブランドン・ジョーンズが7位となりました。
 
 ステージ3は再スタートでグラッグソンが首位に浮上しましたが、10周ほどでベルがこれをかわして首位奪還。2台の若きトヨタドライバーによる首位争いとなりました。
 
 一時2台の差は2秒近くまで広がりましたが、終盤グラッグソンがじりじりとその差を詰めていき、サイド・バイ・サイドでのバトルに。しかし、最後はベルが押さえきってトップチェッカー。
 
 今季シリーズフル参戦初年度ながら、ここまでの7戦で2位2回を含む4回のトップ5フィニッシュを果たしてきたベルが、ようやく勝利を挙げ、“プレーオフ”進出をほぼ確定としました。

今季初勝利を挙げたクリストファー・ベル
今季初勝利を挙げたクリストファー・ベル

 
 グラッグソンは惜しくも初優勝こそ叶わなかったものの、デビュー戦で大健闘の2位。21歳のブランドン・ジョーンズもトップ10フィニッシュを果たし、トヨタの若手が速さ見せたレースとなりました。

 次戦第9戦は4月28日(土)、タラデガ・スーパースピードウェイで行われます。

■ドライバーコメント
クリストファー・ベル

「ここ(ヴィクトリーレーン)は本当に特別な場所です。ここに立つために努力を続けてきました。チームメイト(ノア・グラッグソン)は本当に速かったです。練習走行の時から我々2台が速いことは分かっていました。支えてくれたスポンサー、TRD-USA、そして応援してくれた全てのファンの皆様に感謝します」


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