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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.05.31 10:27

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第13戦シャーロット レースレポート

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第13戦シャーロット レースレポート

 ステージ4の100周が半分に届くあたりから各車グリーンフラッグ下でのピット作業を開始。全車がピットを終えた時点で、カイル・ブッシュは2位に4秒近い大差をつけて首位に復帰しました。

 一方、この日ステージ3まで好走を見せていたエリック・ジョーンズは、ステージ4スタート前のピットで、ピット作業によるペナルティ。20位以下までポジションを落とし、そこからトップ10圏内をうかがえる位置まで復帰していましたが、このグリーンフラッグ下のピットでも再びピット作業ペナルティ。惜しくも周回遅れとなってしまいました。

 365周目にはトゥルーエクス・Jr.が2位へ。その後方で激しいバトルを繰り広げていたハムリンも、終盤に入ると次々に前車をパスし、383周目には3位へ。トヨタ・カムリの1-2-3体制となりました。

 カイル・ブッシュは最終的に、2位のトゥルーエクス・Jr.に4秒近い大差をつけ、トップチェッカー。ポールスタートから全400周中377周で首位を走行、3つのステージも全てトップという完全制覇で今季4勝目を挙げ、首位につけるドライバーズランキングでも2位以下との差を大きく広げることとなりました。トゥルーエクス・Jr.が2位、ハムリンが3位で続き、トヨタ・カムリはトップ3独占という圧倒的な強さを見せました。

 カイル・ブッシュはこれでカップ・シリーズ通算47勝目。そして、未勝利だったシャーロットで勝ったことで、NASCAR史上初めて、カップ・シリーズにおいて出場した全てのコースで優勝を果たすという大記録を達成しました。また、カイル・ブッシュはこのレース中、NASCAR史上10人目となるキャリア通算首位走行周回数15000周突破を果たしました。

優勝を飾ったカイル・ブッシュ

 次戦第14戦は6月3日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで行われます。

ドライバー カイル・ブッシュ

「コカコーラ600での勝利は、子供の頃からの夢でした。やっとそれが叶いました。子供の頃からオールスターとこのコカコーラ600を見て来ました。そのレースに自分が参加し、そして今勝つことが出来たなんて、信じられません」

「ダート路面のローカルレースに出るときでも、全てのコースで勝つつもりですし、どんなコースでも私には弱点はないということを証明したいと思っています。チームは今夜、最高のトヨタ・カムリと共にここでヴィクトリーレーンに上れるチャンスを与えてくれました。格別の勝利です」


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