NASCAR XFINITY SERIES
第11戦 Alsco 300
開催日:5月26日
クリストファー・ベルが3位フィニッシュ
5月26日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第11戦『Alsco 300』がシャーロット・モーター・スピードウェイで開催されました。
26日(土)午後1時13分、1.5マイルオーバルを45周、45周、110周の3ステージ合計200周で争われる決勝レースがスタート。2列目3番手グリッドからスタートを切ったカイル・ブッシュがインに切り込み、3ワイド状態のバトルから首位に浮上。その後も首位争いを繰り広げ、ステージ1を制覇。
シリーズレギュラーのブランドン・ジョーンズが2位、クリストファー・ベルが4位とトヨタ勢は好位置でステージを終えました。
ステージ2は首位のカイル・ブッシュがハンドリングに苦しみながらも独走。その後方でブランドン・ジョーンズが2位争いを展開し、カイル・ブッシュが連続ステージウィン。ブランドン・ジョーンズが3位、ベルが6位となりました。
ステージ3は中盤イエローコーションが連続する展開に。ここでピット作戦の違いにより順位が入れ替わり、それまで首位を走行していたカイル・ブッシュは10位に後退。再スタートで一気にジャンプアップを狙ったカイル・ブッシュは3ワイドのインをつきましたが行き場を失い、グラスエリアにタイヤを落としてスピン。後続と接触したことで車体にダメージを負い、周回遅れとなってしまいました。
ピットでの懸命な修復でレースに復帰したカイル・ブッシュは、181周目に出されたイエローコーションで“ラッキー・ドッグ”(コーション発生時周回遅れの最上位が周回を取り戻せる救済措置)を獲得。首位と同一周回に復帰しました。
レースは終盤のコーションにより延長、残り2周で決される“オーバータイム”に。レースを通して上位争いを続けていたベルが3位でフィニッシュ。カイル・ブッシュも追い上げ8位とトップ10でチェッカーを受けました。
次戦第12戦は6月2日(土)、ポコノ・レースウェイで行われます。
ドライバー クリストファー・ベル
「ターン1と2では調子が良かったので、残り2周くらいで逆転できると思っていました。イエローコーションが出なければ、逆転を狙ってアタックしていたのですが、残念ながらイエローが出てしまいました。再スタートでの逆転を狙いましたが届きませんでした」