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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.06.27 17:15
更新日: 2018.06.27 17:16

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 第16戦ソノマ レースレポート

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 第16戦ソノマ レースレポート

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第10戦 Villa Lighting Delivers the Eaton 200
開催日:6月23日

18歳トッド・ギリランドが自己最高2位フィニッシュ

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第10戦「Villa Lighting Delivers the Eaton 200」が6月23日(土)に米国中部イリノイ州マディソンのゲートウェイ・モータースポーツ・パークで開催されました。
 
 この週末、エクスフィニティ・シリーズは行われれず、カップ・シリーズは遠く離れたカリフォルニア・ソノマでの開催。トヨタ勢は18歳のトッド・ギリランド、19歳のノア・グラッグソン、そして今大会がトラック・シリーズのデビューとなる19歳になったばかりのゼイン・スミス、先週のアイオワでトラック・シリーズにデビューしいきなり8位フィニッシュを果たした17歳のクリスチャン・イクス、同じく先週エクスフィニティ・シリーズで初挑戦6位という鮮烈なデビューを果たし今回トラック・シリーズにも初挑戦のライリー・ハーブストといったフレッシュな顔ぶれで今大会に臨みました。

NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第10戦 フォーメーションラップ

 23日(土)午後7時44分、4列での迫力あるパレードラップを経て1.25マイルオーバルを35周、35周、90周の3ステージ合計160周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。最前列2番手スタートのイクス、3番手スタートのグラッグソンらが上位を争い、クラッシュの影響でイエローコーション下で終わったステージ1はグラッグソンが2位、ブレット・モフィットが6位、イクスが7位となりました。

 ステージ2は、スタート前のコーションで首位に立ったイクスが逃げ、またもコーション下で終了となる中、一度も首位の座を譲ることなくトップでフィニッシュ。17歳のイクスがデビュー2戦目にして自身初のステージウインを勝ち取りました。ギリランドが3位、グラッグソンが4位、モフィットが5位と、4台の“トヨタ タンドラ”がトップ5に入りました。
 
 ステージ3は、ピットでタイヤ2本交換としたグラッグソンが首位へ。2位へと後退したイクスは、再スタート後僅か2周で痛恨のスピン。壁にクラッシュし、惜しくもレースを終えることとなってしまいました。
 
 その後、イエローコーションが多発し、赤旗も出される荒れた展開のなか、グラッグソンがリードし、ギリランドがこれを追う展開に。しかし、コース上の異物により出されたコーションからの、残り7周でのリスタート時、グラッグソンはタイヤのパンクに見舞われ予定外のピットインで後退。
 
 レースは最後の2周“オーバータイム”で決されることとなり、ピット作業などで後退しながらも追い上げたモフィットが2位、ギリランド3位で再スタートが切られましたが、モフィットは痛恨のスピン。ギリランドがトヨタ勢最上位の2位でチェッカーを受けました。
 
 スミスが5位に入り、デビュー戦でのトップ5フィニッシュ。ハーブストもデビュー戦8位の好結果。グラッグソンは何とか追い上げ10位でフィニッシュしました。

 次戦第11戦は6月29日(金)にシカゴランド・スピードウェイで開催されます。

トヨタ勢最上位の2位フィニッシュを果たしたトッド・ギリランド

トッド・ギリランド

「レース前から全力を尽くそうと話していました。今日はその通りに全力で戦うことができ、誇りに思っています。あとひとつ上でフィニッシュできればさらに良かったのですが、チームワークで得た今日の結果には満足していますし、これからもチームとともに努力を続けて行きます」


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