地元ドイツのチームであるシュワーベントラックスがトラックの聖地でワン・ツーを飾り、勝者ハルムは2016年以来となる母国ラウンド勝利を記録。同時に、昨季のMANからスイッチしたIVECOでの初勝利となった。

「チームにとって完璧なレースになったわ。スタートで前方の何台かが動きが鈍ったのを逃さず、前に出られたのが勝因だった」と笑顔で振り返ったハルム。

「前を行くゲルト(・コーバー)とは少し距離があったけど、とにかく懸命にプッシュを続けたの。だってミラーにはチャンピオン(のアダム・ラッコ)が迫ってきているのが見えたからね」

「私はゲルトにアタックすることは考えていなかったけれど、無線で彼の状態(フロントガラスの破損)を聞いてポジションを入れ替えたの。シュワーベントラックスへの移籍後初勝利を、こうしてワン・ツーで飾れて最高の気分よ」

 明けた日曜開催のレース3、レース4は、前日の最終レースでトップ10入りを逃していた“フォータイムス・チャンピオン”のハーンがスーパーポールセッションから意地のスパート。

 予選最速タイムからレース3を制して今季5勝目をマークし、選手権リードを42ポイントにまで拡大。続くレース4は、リバースグリッドの好条件を活かしたアンソニー・ヤニエック(ライオン・トラック・レーシング/MAN)が、ETRC初勝利を飾っている。

 続く2018年シリーズ第4戦は、東欧スロバキアリンクが舞台。7月14~15日開催の同イベントは、急遽週末のスケジュールに組み込まれたTCR規定ツーリングカーの最高峰、WTCR世界ツーリングカー・カップとの併催戦が予定されている。

トラックの聖地、ニュル恒例の前夜祭ではライブイベントの他、花火の打ち上げも
前日土曜とは打って変わり、帝王ヨッヘン・ハーンが完璧なシナリオでR3を制し、今季5勝目
現王者アダム・ラッコのフレートライナーは昨年同イベント3勝の輝きはなく、R3では接触からドロップ
次戦スロバキア・ラウンドは、FIA WTCRとの併催戦を予定している

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