一方、この接触バトルでフロアに損傷を負ったチャプルだが、その後もなんとか首位をキープして周回を重ねたものの、10周目に入ったところでシトロエンC4ラウンジのパーツが剥がれ飛び、そのままスピン状態で”ビア・パブ・ターン”のウォールにクラッシュ。これで再びのSC導入となった。

 首位を行くシトロエンの脱落で、新たにペーニャ、アルドゥソ、ネストール・ジロラミ(プジョー408)、マティアス・ロッシ(トヨタ・カローラ)、ベルナルド・レイバー(シボレーYPFクルーズ)のオーダーでSCピリオドが明けると、2番手の王者アルドゥソが首位浮上を狙い勝負を仕掛け、先頭を行く2台のルノーが接触しながらの攻防を展開。

 しかしポジションを入れ替えるまでには至らず、そのままレース最大時間のリミットが近づきチェッカーフラッグ。ルノースポールがペーニャ、アルドゥソのワン・ツー・フィニッシュを決め、3位表彰台にはカローラのロッシ、4位には最終周でジロラミをかわしたレイバーのシボレーYPFが続いた。

 続く日曜のフューチャーレースは、前日夜のレースで悔しい思いをしたカナピノのシボレーが午前から躍進をみせ、予選セッションで2日連続のポールポジションを獲得すると、レースでも付け入る隙を与えず、ライト・トゥ・フラッグの完勝で選手権リードを拡大。

 2位には昨晩バトルを演じたシトロエンのチャプル、3位には2戦連続でTOYOTA GAZOO Racing Argentinaのロッシが入っている。

 続くSTC2000の第9戦は、同国最大にして国際格式サーキットとして知られるテルマス・デ・リオ・オンドを舞台に9月22~23日の週末に争われる。

トヨタ・カローラをドライブするマティアス・ロッシは、2戦連続3位表彰台を獲得
現役王者のチームメイトを抑え、ナイトレースで勝利を飾ったリオネル・ペーニャ
日曜フュチャーレースは好調シボレーのアグスティン・カナピノが雪辱を晴らす快勝
選手権争いで16ポイント差とした首位カナピノを、ルノーのアルドゥソ、トヨタのロッシが追う

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