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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.09.22 09:00
更新日: 2018.09.21 18:22

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018年第27戦ラスベガス レースレポート

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018年第27戦ラスベガス レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第26戦 DC Solar 300
開催日:9月15日

クリストファー・ベルが4位フィニッシュ
ベルとブランドン・ジョーンズの2名がプレーオフへ

 9月15日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第26戦「DC Solar 300」がラスベガス・モーター・スピードウェイで開催されました。

 カップ・シリーズはこの週末よりプレーオフに突入しましたが、7戦で争われるエクスフィニティ・シリーズのプレーオフは次戦から。今大会はレギュラーシーズン最後の戦いとなりました。トヨタ勢ではルーキーながら今季4勝を挙げている23歳のクリストファー・ベルと、未勝利ながらドライバーズランキングで7位につけるブランドン・ジョーンズの2名がプレーオフ最初の選抜12名に入ることが決まっています。

4位、7位でフィニッシュし、次戦からの“プレーオフ”に挑むクリストファー・ベル(#20)とブランドン・ジョーンズ(#19)
4位、7位でフィニッシュし、次戦からの“プレーオフ”に挑むクリストファー・ベル(#20)とブランドン・ジョーンズ(#19)

 15日(土)午後2時18分、1.5マイルオーバルを45周、45周、110周の3ステージ合計200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。4番手スタートのベルが順調に上位を争う一方で、予選時に車検で失格となり、34番手、36番手と後方スタートを強いられることとなったライアン・プリースとブランドン・ジョーンズはスタートしてすぐにポジションアップ。
 
 トップ20圏内まで浮上しましたが、5周目に16位走行中のプリースが、イン側でバランスを崩した車両に接触され、車体にダメージを負い、さらにこのダメージによりタイヤパンクにも見舞われ周回遅れとなってしまいました。

 ステージ1はベルが2位、ブランドン・ジョーンズは追い上げ10位。ステージ2もベルが4位、ブランドン・ジョーンズが7位とトップ10圏内をキープ。プリースはコーション時にピットに入らず首位と同一周回に復帰し、トップ10圏内まで追い上げましたが、124周目にスピンを喫しまたも周回遅れに。
 
 レースは終盤、クラッシュによるコーションが連発する荒れた展開となり、ふたたびプリースは首位と同一周回に復帰。レースを通してトップ5圏内で走り続けたベルが4位、プリースは大健闘の6位、ブランドン・ジョーンズが7位でチェッカーを受け、トヨタ勢は若手の駆る3台がトップ10フィニッシュを果たしました。

 プレーオフ初戦となる次戦第27戦は9月21日(金)、リッチモンド・レースウェイで行われます。

ドライバー クリストファー・ベル

「我々は春のリッチモンド(次戦プレーオフ初戦が行われる)で勝っていますし、とても良い状態で臨めると思っています。チームは素晴らしい仕事ぶりで、本当に速い“トヨタ カムリ”を仕上げてくれます。シーズン初戦から全開で戦えましたし、常に勝利を争えています。こんな恵まれた環境で戦えるのは本当に最高です」


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