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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.09.22 09:00
更新日: 2018.09.21 18:22

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018年第27戦ラスベガス レースレポート

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018年第27戦ラスベガス レースレポート

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第18戦 World of Westgate 200
開催日:9月14日

3度の“オーバータイム”で
首位快走のブレット・モフィットは痛恨の燃料切れ

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第18戦『World of Westgate 200』が9月14日(金)にラスベガス・モーター・スピードウェイで開催されました。
 
 トラック・シリーズは一足早く、前戦カナダでプレーオフに突入。選抜された8名が、終盤の7戦でタイトルを争います。トヨタ勢ではブレット・モフィットとノア・グラッグソンがプレーオフに進出しており、初戦を終えた時点でランキング2位、3位につけています。

終盤首位を走るも燃料切れで11位に終わったブレット・モフィット(#16)
終盤首位を走るも燃料切れで11位に終わったブレット・モフィット(#16)

 14日(金)午後6時20分、1.5マイルオーバルを30周、30周、74周の3ステージ合計134周(201マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。
 
 地元ラスベガス出身の20歳、グラッグソンが今季5度目のポールポジションから首位を逃げ、ステージ1は一度もその座を譲ることなくステージウィン。18歳のトッド・ギリランドが10番手スタートから順位を上げ4位。今季エクスフィニティ・シリーズにレギュラー出場しており、トラック・シリーズには今季5戦目のスポット参戦となる21歳のブランドン・ジョーンズが5位で続きました。

 ステージ2はグラッグソンが3位、ブランドン・ジョーンズが9位、前半苦しんだモフィットが10位に入りました。

 ギリランドはステージ2終盤にピットインし、ステージ間はコース上に残る作戦で、2位で再スタートを切りましたが、83周目に3台によるバトルの中で接触し壁に激しくクラッシュ。レースを終えることとなってしまいました。

 ブランドン・ジョーンズもクラッシュに巻き込まれリタイア。首位を争っていたグラッグソンはモフィットとの接触でタイヤパンクを喫し後退。後半調子を上げてきたモフィットは、残り10周で切られた再スタートで絶好のダッシュを決め、首位に浮上。しかし、残り4周というところでイエローコーションが出され、レースは延長、最後の2周決戦の“オーバータイム”に。
 
 モフィットはこの“オーバータイム”の再スタートも上手く決め、首位を守りましたが、ファイナルラップに入る直前にふたたびクラッシュが発生し、“オーバータイム”はやり直し。4周延長で切られた2度目の“オーバータイム”では、9台が絡む多重クラッシュが発生し、レースは赤旗中断。
 
 10分ほどの中断の後にレースは再開され、当初の予定よりも10周延長での3度目の“オーバータイム”の再スタートが切られましたが、モフィットはここで痛恨の燃料切れ。終盤首位を走りながらも、11位に終わりました。

 しかし、レギュラーシーズン中に稼いだポイントにより、プレーオフ2戦を終えた時点でグラッグソンが2位、モフィットは3位につけています。

 次戦第19戦は10月13日(土)に米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで開催されます。

ドライバー ブレット・モフィット

「順調に数周は走れると思っていましたし、何も問題はありませんでした。ホワイトフラッグの振られるスタート/フィニッシュラインまであと100mもないところで、コーションフラッグが振られてがっかりしました。あとは起こった通りです」


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