ミック・シューマッハー。3連勝達成!
タイトル争いは3点差で最終戦へ!

予選1

 フリープラクティス(FP)の段階から好調な流れに乗ったプレマ・セオドール・レーシング。1回目の予選(Q1)ではFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバー #10 ロバート・シュワルツマンが今季2度目のポール。それに遅れることわずか0.047秒差の2番手に、連勝の波にのるメルセデスのブランドアンバサダー、#4 ミック・シューマッハーが続く。

 前戦までの戦いで完全に一皮剥けたシューマッハーはシリーズランキングもチャンピオンを狙える位置にまで急浮上。そして何よりも完璧に戦い方をマスターしたシューマッハーは、まさに“皇帝”ミハエルのDNAを持つ、新世代のスピードの貴公子としてその実力を示してきた。

 予選のトラフィックにはまってしまい思うようなラップを取れなかった#7 ラルフ・アーロンが5番手。このところやや失速気味のふたりのFDAドライバー、#8 マーカス・アームストロングと#1 ジョウ・グァンユー(周冠宇)はFPからマシンに手を焼き、それぞれ8番手、11番手という優勝争いをするにはやや苦しいポジションとなった。

レース1

 スタートは1コーナーに対してアウト側のシュワルツマンとイン側2番手のシューマッハーにすべての視線が注がれた。シグナル・ブラックアウトで全車スタート。シュワルツマン・シューマッハーともに素晴らしいスタートを切ったが鋭角的に右へターンするレコードラインをシューマッハーは完璧に抑え、結果的にややアウト側をトレースしたシュワルツマンはレコードラインから大きく膨らんでしまい、このレース1そのものを決定付けてしまった。
 
 そしてレースの焦点はトップを行くシューマッハーとレッドブルJr.の#27 ダニエル・ティクタム(モトパーク)のポジション、それはチャンピオンシップの行方を意味していることから争いに注目が集まった。
 
 セーフティカー(SC)とイエローが交互に出るような忙しいレースとなったが、シューマッハーはそのまま逃げ切り優勝。ポールからの優勝こそ逃したものの、ルーキードライバーとしては驚異的なパフォーマンスを見せたシュワルツマンがこれに続きプレマ・セオドールのワン・ツー・フィニッシュとなった。
 
アーロンはスタートポジションと変わらぬ5位でフィニッシュ。次いで6位にアームストロング、7位にはグァンユーと予選での不振をやや挽回する結果となった。

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