NASCAR XFINITY SERIES
第28戦 Drive for the Cure 200
開催日:9月29日
初“ローバル”戦で2台のトヨタ・カムリがトップ5
9月29日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第28戦『Drive for the Cure 200』がシャーロット・モーター・スピードウェイの“ローバル”で開催されました。
エクスフィニティ・シリーズのプレーオフは2戦目を迎えました。トヨタ勢では若手のクリストファー・ベルとブランドン・ジョーンズがプレーオフ最初の1ふたりに入っており、ベルは前戦リッチモンドで勝利を挙げ、既に次ラウンドへの進出権を手にしています。
今大会はシャーロットに新たに作られたロードコースとオーバルを組み合わせた“ローバル”での初レース。日曜日のカップ・シリーズ戦に先駆け、エクスフィニティで初めてのレースが行われました。
29日(土)午後3時22分、1周2.28マイル“ローバル”を15周、15周、25周の3ステージ合計55周(125.4マイル:約200km)して競われる決勝レースがスタート。
今季10戦目の出場となるライアン・プリースが10番手、ベルが13番手から徐々にポジションを上げていきましたが、ベルはステージ2でのスタートポジションを考え、ステージ1終盤の12周目にグリーンフラッグ下でピットイン。ステージ1はプリースが6位、ベルは18位となりました。
ステージ2スタート前に上位勢がピットインしたため、ベルは3位へとポジションを上げ、再スタート。ステージ2はイエローコーションがないまま推移し、27周目に首位に立ったベルがステージウィン。プリースも4位へとポジションを上げてステージを終えました。
ステージ3は先にピットに入っていた車両が多く、ベルが13位、プリース21位で再スタート。2台は後半戦、着実にポジションを上げていき、プリースが4位、ベルが5位でチェッカーを受けました。
次戦第29戦は10月6日(土)、ドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われます。
ドライバー クリストファー・ベル
「予想していたよりもグリーンフラッグでの走行が多いレースになりましたが、どこにもない、本当にユニークなこのコースを本当に楽しむことができました」
「インフィールドは非常に低速で、滑りやすく、テクニカルですが、バックストレッチのシケインは逆にとても高速で、全力でアタックすることが要求されます。オーバルとロードコース、両方の魅力が詰まったコースでした」
