「著名な市街地ギアレースとしてだけでなく、このWTCRレース・オブ・マカオはFIA格式のカップタイトルが掛けられた1戦になる。FIA、マカオの自動車連盟、そしてTCRチャイナとも緊密に連携し、ワイルドカード枠のドライバーも予選(ベストタイムから)105%以内を目指してハイレベルな競争に参加してくれるものと願っている」と続けたリベイロ。

「31台のマシンがギアレースで勝負を繰り広げる映像を、世界中のファンにお届けできるのが今から楽しみだよ」

 また、WTCRにロメオ・フェラーリ製のアルファロメオ・ジュリエッタTCRで参戦するチーム・ミュルザンヌは、中国のダブルヘッダーを終えてレギュラードライバーのファブリツィオ・ジョバナルディがチームを離脱すると発表。

 ロメオ・フェラーリの運営責任者である元TCRドライバーのミケーラ・セルッティは、その別離の理由を「彼の望むマシン開発やセットアップを実現できなかったため」としている。

 一方のジョバナルディも「簡単な決断ではなかったが、望む結果を得られなかったことに失望している」と、その胸の内を語った。

「残念ながらワークショップでも解決できない技術的問題により、中国の連戦は低調な結果に終わらざるを得なかった。それでも、この挑戦で自分のスタイルを貫き、スロバキアではアルファロメオにとってWTCR初のポイント獲得を果たせたことを誇りに思っている。彼らの今後の成功と健闘を祈っている」

 ジョバナルディの代役には、昨季までTCRインターナショナル・シリーズにも参戦し、TCRイタリーでも活躍を続けるルイジ・フェラーラを起用。26日に開幕した鈴鹿ラウンドからケビン・チェコンとの2台体制で、引き続きシリーズを戦う。

アルファロメオを投入するミュルザンヌからの離脱を発表したファブリツィオ・ジョバナルディ
これで開幕時レギュラーだったジョバナルディ、ジャンニ・モルビデリの両レジェンドがチームを去ることに
昨季のTCRインターではイタリア・トップラン製のスバルWRX STI TCRなどをドライブしたルイジ・フェラーラ

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円