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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.11.30 06:00
更新日: 2018.11.29 18:29

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ 2018第6大会バレルンガ/ワールドファイナル レースレポート

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海外レース他 | ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ 2018第6大会バレルンガ/ワールドファイナル レースレポート

バレルンガ・サーキットにおけるランボルギーニ・ワールドファイナルの大きな成功

【サンターガタ・ボロニェーゼ/ローマ、2018年11月18日】
 2018年のシーズンは、ローマのサーキットで開催された第6回ワールドファイナルをもって終了しました。興奮に満ちた最終戦を終え、アントネッリ・モータースポーツチームのジャコモ・アルトとダニエル・ザンピエリがPROクラスの世界チャンピオンになりました。アルトにとっては、ヨーロッパシリーズに続いて2つ目のタイトル獲得となり、アントネッリ・モータースポーツのウラカンGT3で参戦し、ザンピエリとともにイタリアン・グランツーリスモでもチャンピオンとなっていたため、1カ月で3つ目のタイトルを獲得しました。
 
 PRO-AMクラスでは、P1モータースポーツのフアン・ペレスとロリス・スピネッリが、3つのタイトルを獲得し、ヨーロッパおよび北米チャンピオンとなりました。ライアン・ハードウィック(ドリーム・レーシング・モータースポーツ)は、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・北米シリーズにおいてAMクラスのチャンピオンとなった後、今回も同タイトルを制覇し、2度目の勝利。最後に、ランボルギーニ・カップでは、AGSイベンツのフランス人、ジョセフ・コリャードが初タイトルを獲得しました。
 
 ダニエル・ザンピエリとジャコモ・アルトは完璧なレース運びで第2戦を制し、PROタイトルを手にしました。ポールポジションのデニス・リンドと並んでスタートした後、ザンピエリがリードし、レース前の第1部でセーフティーカーがコース外に退いた後、ピットストップまで首位を守りました。一方、アルトは集中力を切らさず、最後まで首位を走りました。土曜日の第1戦に勝利したものの、ケイ・コッツォリーノとアフィック・ヤジド(クラッツィオ・レーシング)はトップ10から外れました。
 
 スタート段階での反則に対して、ライパート・モータースポーツのドライバー、ニールス・ラグランジュとフレデリック・シャンドルフに科されたペナルティも決定的でした。これにより、2人は3位を奪われました。今シーズンの全体成績で最後に表彰台に上がったのは、2位となったジェームズ・プルとケルヴィン・スノークス(ボナルディ・モータースポーツ)、そしてアジアシリーズチャンピオンのアンドレア・アミチとアルトゥール・ヤノス(FFFレーシング・チーム・バイACM)でした。
 
 JCペレスとロリス・スピネッリがPRO-AMクラスのタイトルを得られたのは、1点に尽きます。土曜日に第1戦を制したこのP1モータースポーツの2人は、首位のデニス・リンドとサイモン・ラーション(ターゲット・レーシング)、2位のエマヌエーレ・サンスィニィとロレンツォ・ボンテンペッリから成るアイロン・リンクスのペアに続けば3位でゴールできるはずでした。

 ライアン・ハードウィックにとっては、バレルンガ・サーキットにおいて勝利を収めた週末でした。ドリーム・レーシング・モータースポーツのドライバーであるハードウィックは、ランボルギーニのコルソ・ピロタで最初の経験を積んでおり、AMクラスで北米シリーズのチャンピオン後、今回も同クラスでタイトルを獲得しました。ドア・モータースポーツのドライバー、マニュエル・ラウクとフロリアン・ショルツェ(同点2位)と同点であったため、土曜日の第1戦における勝利が決定的な要素となりました。

第6回ランボルギーニ・ワールドファイナル レース2 スタートシーン
第6回ランボルギーニ・ワールドファイナル レース2 スタートシーン


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