「VCATの目的は競合するモデルのバランスをとることであり、今回のテスト結果は各マニュファクチャラーにとって歓迎すべき内容になったと自負している」と、成果を強調したバージェス。

「VCATテストの現場で各マシンに施されたアジャスト内容は、各陣営の利益に帰する部分でもあるので詳細は差し控えるが、すべての公認作業はこれで確定となり全員がその結果に満足していると思う」

 このテストで唯一のニューモデルとなった『フォード・マスタング・スーパーカー』を走らせるティックフォード・レーシングは、このVCAT直後に来季新加入ドライバーを発表し、大方の予測どおりTeam18に所属したリー・ホールズワースを迎え入れるとアナウンスした。

 2018年最終戦を前に、これまで13年間をともにし2015年ドライバーズチャンピオンも獲得したマーク・ウインターボトムがチームを離脱することを発表。その代替ドライバーの選別に注目が集まっていたが、ウインターボトムが来季ホールデン・ワークスのサテライト契約を結んだTeam18、チャーリー・シュワルコート・レーシング移籍を決断したことと合わせて、その最有力候補は18年に同チームに所属したホールズワース、つまりドライバースワップの形になることが予測されていた。

 これで35歳のホールズワースは、ティックフォードと複数年契約を結んでいるチャズ・モスタート、キャメロン・ウォーターズとともに新型マシンのステアリングを握ることになり、チーム体制が変わらないことからBottle-O フォード・マスタング・スーパーカーをドライブすることが決定的となった。

「来季、ティックフォード・レーシングとチームBottle-Oのために選手権を戦えることにワクワクしているよ」と、期待を語ったホールズワース。 

「個人的には、僕も彼らも2018年はともに厳しいシーズンを過ごしたけれど、それでも彼らがシリーズでのトップチームであることに疑問を挟む余地はない。新たに投入されるマスタングをドライブできるのも本当にうれしいし、2019年が待ちきれない気分だよ」

2017年は未勝利に終わったリック・ケリーは1勝を挙げてランキング8位に食い込んだ
プレストン・ハイア・レーシングでホールデン・コモドアZBをドライブしたリー・ホールズワース
これでリー・ホールズワースもフォード陣営に移り、最新型のマスタングをドライブすることが決まった

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