VASCで7度のチャンピオン獲得経験を持つウインカップとひさびさのタッグ結成となったラウンズだが、バサースト1000では2006~2008年に3連覇を記録し、2007年のサンダウン500も制した強力なペアリングが復活することになる。

「ここダルビーでレッドブル・ホールデン・レーシングチームの2019年体制発表会に参加できたのは本当に光栄なことだ」と語った3度のVASCチャンピオンでもあるラウンズ。

「ニューカラーリングが施されたコモドアはとても精悍で素晴らしい仕上がりだね。今年はチーム全員で何か違ったお披露目ができないかと考え、こうしてダルビーの空港施設を使用し、ハンガー内にファンを招いてとても近い距離でラウンチパーティを催すことにした」

「僕たちチームのことを応援してくれている人々だけでなく、この町のコミュニティに属する近隣のみんなが仕事や農作業の手を休めて参加してくれたのも本当にうれしい。彼らの顔に笑顔が浮かんでいたのも最高だったね」

 ラウンズとのタッグ復活により、これまで7シーズンにわたってウインカップと戦ってきたポール・ダンブレルの去就は宙に浮く形となり、こちらもバサースト1000での勝利やサンダウン500で3勝を記録した強力タッグは解消されることとなった。

 一方、2018年シーズンはポルシェ・ファクトリードライバーのアール・バンバーと組んだ2016年王者SVGのパートナーはまだ未定。2019年に向け引き続きVASC参戦に意欲を見せていたバンバーだが、残念ながらポルシェとの契約により今季耐久カップ登録の可能性は低いとみられている。

 またラウンズの引退で3台目のマシンに新たなドライバー招聘を模索していたトリプルエイトは、昨季9月までシモーナ・デ・シルベストロの獲得を目指していたが、最終的には契約に至らず。今季は2台体制に縮小することも決まっている。

新規参戦の『フォード・マスタング』や、カスタマーカーとなる『ニッサン・アルティマ』に対し、空力ホモロゲの変更はなし
ラウンチパーティは、ファンや関係者だけでなく地元住民も招待されるアットホームなイベントとなった
VASCの2019年シーズンは、2月28〜3月3日のアデレード500で幕を明ける

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